人材採用と教育
医療の提供は医師だけで完結するものではありません。看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、医療事務員など、さまざまなスタッフの円滑な協働によってこそ、高品質な医療を提供することができます。そのためには、優秀な医療スタッフを採用し教育することが必要です。
そこで、総合メディカルは、スタッフの採用経験のない医師に代わり、医療スタッフの募集から採用、さらには教育までを一貫してサポートする体制を整えています。
医療スタッフの採用は、一般的な人材採用とは異なる採用基準が必要です。患者さんの不安やストレスを理解し、心から寄り添える資質が求められます。総合メディカルは、これまで多くの医療スタッフ採用に立ち会った経験から、そのノウハウが蓄積されています。面接では人柄や性格を重視し、挨拶や他人の話に耳を傾け、共感できる姿勢ができているかどうか、さらには医師との相性などもチェックし、優秀なスタッフ採用を実現しています。
採用の後のスタッフ教育も大切です。総合メディカルが行った調査によると「患者が医療機関を選ぶ際に重視すること」では、「医師の人柄」「医療技術」などの回答とともに「従業員の対応」が上位にランクされています。
患者さんにとって、医師だけではなくスタッフが感じよく、親身になって接してくれることがその医療機関を信頼し選択する大きな要因になっています。それだけに、総合メディカルは、採用後の医療スタッフの教育についてもサポートしていきます。 時には医師にもスタッフと一緒に研修教育を受けていただき、診療方針への理解や共感、それぞれの仕事・役割にやりがいを持てる環境づくりを進めています。
患者さんが医療機関を選ぶポイント
開業クリニックの認知と広報活動
医療モールでの開業は、単独の開業に比べて立地条件が良く、目につきやすいため、集患しやすいというメリットを持っていますが、総合メディカルは医師に医業に専念してもらうためにも、医療法の広告規制に則りながら、開業前後の集患サポートをさまざまな手法で行っています。
たとえば、情報化時代に対応したクリニックのWEBサイト開設やブログなどの活用、地域性を考慮した看板、バス等の車内広告掲出など、多様な広告手法を使い、集患活動を行います。開業前にスタッフ募集のお知らせを行うことも、地域住民への開業告知につながります。
開業後には、地域住民向けの健康セミナーや健康相談会なども開催、これらの活動は地域住民の健康増進に役立つだけでなく、医療機関の認知度を上げ、患者さんの増加も見込めます。 開業してから重要なことは地域住民からクリニックに対する様々な評価を知ることです。医療技術はもとより、受付、看護師、医療技術スタッフなどについて、どんな印象を持ち、評価されているのかを知り、問題点は改善し、評価いただいている点はさらに磨いていく、こうした地道な取り組みが患者さんの満足度につながります。
総合メディカルは、これまで各種健康セミナーを開催し、開業した医療機関の認知拡大を図るとともに、地域住民の要望や情報を収集してクリニックにフィードバックしてきました。医療モール開業を成功させるには、こうしたきめ細かな開業後のフォローが必要不可欠なのです。
DtoDを通じた医療連携
総合メディカルの強みの一つは、勤務医、開業医、医療機関関係者などに登録していただき、それぞれの課題を総合的に支援していくDtoD（Doctor to Doctor）システムを構築していることです。7万人以上の医師が登録しているビッグネットワークです。
このシステムは、勤務医の独立開業、転職、医業継承者紹介、医療機関への優秀な医師の紹介や開業医との医療連携など、それぞれのニーズを実現していくものです。
医療モールでの開業は、地域医療の担い手としての役割を持つため、医療モール内での医師同士はもとより、高度急性期病院などの医師との連携が求められる場合があります。外来で診察を受けに来た患者さんが、より高度な医療を受ける必要があると判明したとき、特定の医療機関との連携が少ない医師でもDtoDのネットワークを通じて、大きな病院やそこに勤務する医師に患者さんを紹介することが可能です。
このような実務上の便宜だけでなく、総合メディカルは開業後の医師が抱く、さまざまな悩みや迷いに対してアドバイスを送るなど、総合的なバックアップを行っています。勤務医から経営者である開業医へ、その変化の中でさまざまな問題、課題に直面したとき、信頼できるコンサルタントの存在は、開業医にとって心強いものです。
総合メディカルは「開業はスタート」と捉え、医療モール開業を全力でサポートしていきます。
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